よくある質問

Q AND A

治療にどのくらいの費用と時間が必要ですか?

治療法により異なりますが、外来は全部で2~3回あります。
料金と所要時間の概要は下記のとおりです。

外来 内容 費用(税込) 所要時間
1回目 診察・画像検査・血液検査 保険診療(1.1万円程度)
※3割負担の方
2~6時間
検査内容、外来の込み具合により前後します
2回目 採血・注射 自由診療
【多血小板血漿療法】
PRP)4.4万円
PFC-FD)16.5万円
APS)33万円

【脂肪由来間葉系幹細胞治療】
62~98万円
※診察・採血・脂肪採取料込み
採血のみの方)30分~1時間
ひざの注射の方)2~3時間
股関節の注射の方)3~4時間
※レントゲン透視下で注射する際に着替えが必要のため
3回目
※PFC-FD, 脂肪間葉系幹細胞治療の方
注射 0円 上記と概ね同じ
治療効果はどのくらいで現れ、どのくらい持続しますか?

治療効果に個人差はありますが、治療後1週間から1か月ほどで効果が現れ、6~12カ月ほど持続すると言われています。APS治療の場合、1回投与すると2年効果が持続するという報告(海外の臨床試験)もあります。

PRP(多血小板血漿)治療とASC(脂肪由来幹細胞)治療との違いについて

どちらも炎症を鎮めることで痛みを取り除き、傷ついた組織の修復促進効果が期待できます。いずれの治療もヒアルロン酸とくらべて痛みをよく抑え、効果が長続きすると考えられています。
PRP治療では、すり減った軟骨が再生されたり、変形した骨が元に戻ったりするわけではありませんが、ASC治療には軟骨の再生作用も期待できます。詳しくは医師、専門スタッフにご相談ください。患者さんの症状、生活スタイル、ご予算に応じて適した治療をご提案します。

再生医療の効果はどのくらい期待できますか?

症状の進行度にもよりますが、最大で7~8割程度の方に効果が期待されます。

副反応はありますか?

患者さん自身の血小板や脂肪幹細胞を使った治療のため、抽出した成分を注射するため、免疫反応などの副作用はほとんどありません。一般的な注射治療と同じような注射部位の痛み、赤み、腫れ、灼熱感、皮下出血などの副反応がありますが、その多くは一時的で、3日~1週間程度で改善傾向が見られます。症状の強い場合は医師にご相談ください。

治療後に気をつけることはありますか?

注射当日は注射部位を清潔にし、運動やマッサージ、入浴、飲酒、喫煙はお控えください。(血行がよくなると痛みを感じることがあります)

癌の治療中ですが再生医療を受けられますか?

癌や感染症を患っている方は治療を受けることができません。

高齢者でも治療を受けられますか?

手術を行わない注射による治療ですので、高齢の患者さんでもからだに負担なく受けていただけます。ただし、関節の状態によっては年齢に関わらず手術が適している場合もありますので、医師へご相談ください。

手術適応と言われましたが、再生医療を受けることはできますか?

手術適応の場合であっても受けることができます。しかし、再生医療は保存療法と手術療法の間を取り持つ中間的な位置づけであり、再生医療を受けることで必ずしも手術を避けられるわけではありません。詳しくは主治医にご相談ください。

整形外科診察時に必要なものはありますか?

保険証またはマイナンバーカード(健康保険証の利用登録済み)をお持ちください。その他、薬を服用している場合や関節注射を受けている場合はお薬手帳や薬剤情報が記載されている明細証も合わせてご持参ください。

薬をたくさん服用していても治療を受けることはできますか?

できます。ただし、痛みどめ(NSAIDs)は採血日と投与日の2日前から中止、また、ステロイド剤の内服やステロイド剤の関節内注射は、治療の1ヶ月前から中止をお願いしています。詳しくは医師、専門スタッフにご相談ください。

医療費控除は受けられますか?

再生医療による治療は医療費控除の対象になります。
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